【間違いだらけ!?】椎間板ヘルニアと腰痛は直接関係がない!?

痛みの原因は椎間板ヘルニアとはまた別にある!

今日はヘルニアについてお話しさせて頂きます。

まずヘルニアについて説明します。

・ヘルニアとは、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態を指します。

・有名なところでは、臍ヘルニア〈でべそ〉、鼠径ヘルニア〈脱腸)があります。

・これが背骨のクッションである椎間板におこったものを椎間板ヘルニアと呼びます。

接骨院で対応可能なのはこの椎間板ヘルニアによる症状です

・椎間板の中に存在する髄核というゲル状の組織が、外に飛び出してしまった状態です。

椎間板ヘルニアの原因

椎間板は10歳を過ぎたころから老化が始まります。加齢に伴う椎間板の老化の過程で生じますが

・急に重い物を持ち上げる

・中腰といった日常の動作

・激しいスポーツなどの腰への負担

その他として喫煙、遺伝(同一家系内に発症しやすい)、精神・社会的側面(不安、抑うつ、結婚生活)や、仕事に対する姿勢(仕事上のストレス、仕事への集中度や満足度、失職)などが深く関与していることも指摘されています。

治療

整形外科での治療では、

①神経ブロック等の注射

②非ステロイド性消炎鎮痛剤や筋弛緩薬による薬物療法

がメインになってきます。

これらの治療で症状が軽減する方がほとんどですが、中には良くならない方もいます。

なぜか?

それは痛みの原因が別の部分にあるからなんです。

当院で考える痛みの原因は「筋肉の硬さ」です。

背骨を支えるのも、関節を動かすのもすべて筋肉の働きなんです。その筋肉が硬くなるために背骨を支える力が弱まり椎間板にかかる負担が増えヘルニアを誘発しやすくなります。

なので当院では筋肉を柔らかくすることを一番目標において治療をしております。

どのようにしてアプローチしていくのか?

ズバリ「骨盤から体の歪みを整えていく」ことから始めていきます。

なぜ歪むかというと日常生活での癖や動き方などいろいろありますが一番の原因は

・痛みがあればかばってしまう

これによるものがほとんどです。

当院では「骨盤矯正」をすることでこの身体の歪みを徹底的に良いクセに変えていきます。

身体の悪い歪みの癖が変わってくるとともに、筋肉も少しずつ柔らかくなってきます。

柔らかくなる事で神経に対しての刺激が減ってくるので

しびれの症状も徐々に減ってきます。

骨盤矯正をし、身体の歪みが整ってくると本来持っている治癒力を引き出すことが出来るので

痛みが治りやすい身体が出来てきます。

ただ、神経ブロックや痛み止めと違い

身体が持っている治癒力を引き出す治療になるので

1回では完全に取り切ることはできません。そして即効性もありません。

その方の症状の出方にもよりますが、

4~6回の治療が目安としては必要になってきます。

以上がふじなが接骨院でのヘルニアに対してのアプローチの仕方になってきます。

 

余談ではありますが、

ヘルニアに似たような症状を出す疾患として

「脊柱管狭窄症」

があります。この狭窄症とヘルニアの違いは何かというと

神経に触っている部分の違いと好発年齢の違いがあります。

脊柱管狭窄症は神経が通っている脊柱の中に異常があり、

ヘルニアは神経が脊柱から出た後の末梢神経系に異常が出てくる疾患です。

ヘルニアは20代から40代の青年期に比較的多くみられ

狭窄症は高齢者に多くみられます。

どちらの疾患もゆめたかで症状を減らすために治療はしていけますが、

狭窄症の方がやや症状が軽減するまでに時間がかかります。

そちらにしても「痛み」ではなく「シビレ」の治療は

時間がかかるものだという認識でいて頂きたいと思います。

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ふじなが接骨院 院長 藤永達也

tel.0766-24-3552

公式LINEはこちらから

 

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院長/柔道整復師 藤永達也

『経歴』
北信越柔整専門学校 卒業
H24年〜株式会社タカナリゆめたか接骨院グループ 入社
H26年〜ゆめたか接骨院 院長就任(8年間)
『資格』
柔道整復師(国家資格)
JPTA ゆめたか式骨盤矯正 認定
JJTA ギブス塾(第5回) 認定
船井総研 整骨院院長実践塾 修了

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